米国のバイオテック市場で、久しぶりに明確な動きが見られました。
先週、複数のバイオ企業が相次いでIPOを実施、または申請を行い、合計で10億ドルを超える資金調達が行われています。主流メディア各社も、この一連の動きを「公募市場の選別的な回復」として報じています。
■ 先週の主なIPO・申請動向(報道ベース)
・Eikon Therapeutics:腫瘍領域を中心とした次世代治療の開発を目的に大型IPOを実施
・Veradermics:脱毛症治療を対象とする新規アプローチで資金調達
・Agomab Therapeutics:免疫・線維化疾患領域に注力するパイプラインを背景に上場
・SpyGlass Pharma:長時間作用型の眼科治療の開発を進める企業としてIPOを実施
・Generate Biomedicines:AIを活用した創薬プラットフォームを基盤にIPOを申請
今回のIPOでは、腫瘍、免疫・線維化、眼科、皮膚科、AI創薬と領域は分散していますが、評価の軸は共通しています。いずれも、明確な臨床開発計画、実行可能なCMC体制、上場後を見据えた資金使途が具体的に示されていました。
公募市場が完全にリスクオンへ転じたとは言えない中、コンセプト段階ではなく「次の開発フェーズが見えている企業」に限って資本が集まっている点が、今回の動きを特徴づけています。
Greenstaff Life Sciencesは、今回IPOを実施・申請した各社のチームの皆さまに心よりお祝い申し上げるとともに、公募市場の動きや臨床・開発フェーズの進展を今後も継続してフォローしてまいります。

