ブリストル マイヤーズ スクイブ(Bristol Myers Squibb、BMS)は、中国の江蘇恒瑞医薬(Hengrui Pharma)と、最大152億ドル規模のグローバル戦略提携およびライセンス契約を締結したと発表しました。
対象となるのは、がん、血液疾患、免疫疾患領域における計13件の早期プログラムです。今回の提携は、単一の導出入案件ではなく、複数の候補品と新規創薬プログラムを組み合わせた大規模な共同開発の枠組みとして注目されます。
提携の主な内容
- 対象は計13件の早期プログラム
- 恒瑞医薬由来のがん・血液疾患候補4件
- BMS由来の免疫疾患候補4件
- 両社が共同で創製・開発する新規候補5件
- 契約一時金は6億ドル、契約後の支払いを含め最大9.5億ドル
- マイルストーンを含む契約総額は最大152億ドル
権利面では、BMSが恒瑞医薬由来の4候補について、中国本土、香港、マカオを除く地域での権利を取得します。一方、恒瑞医薬はBMS由来の4候補について、上記地域での権利を取得します。
今回の提携で特に注目されるのは、恒瑞医薬が中国で初期臨床開発を主導し、BMSがそのデータをもとにグローバル開発を判断していく点です。中国発の製薬企業が、後期段階の資産を導出するだけでなく、グローバル製薬企業の早期開発プロセスにより深く関わる動きといえます。
創薬・臨床開発が国や地域をまたいで進む中で、初期臨床、開発戦略、薬事、事業開発をつなぐ体制づくりの重要性は高まっています。ライフサイエンス領域に特化した人材ソリューションパートナーとして、Greenstaff Life Sciencesも、こうしたグローバルな創薬・臨床開発体制の動向を引き続き注視してまいります。

