目は体のパーツの中でも一番早くダメになると言われているパーツの一つで人々と動物のQOLに直結する領域と言えます。
3日前のこのパートナーシップ締結により、アステラスはまず約28億円を4Dモレキュラー・セラピューティクスに支払い、開発の進捗に応じて最大約1327億円のほか売上高に応じた対価も支払う可能性があり、2023年度の大型ライセンシングの一つと言えると思います。
滲出型加齢黄斑変性症 や希少な眼科疾患に苦しむ70名以上の患者に対し、R100 技術を使用した臨床プログラムを投与してきた会社というのが、4DMT 社です。アステラスはこれからこの会社が持つAAVの「R100」を使えるようになります。(R100は網膜細胞へ効率的に治療用の遺伝子を送りこむ能力などを持つといいます)
細胞遺伝子治療というとCAR-Tといった癌関係の疾患領域をイメージしがちですが、眼科領域でもアメリカやヨーロッパ、中国では研究開発が進められているようです。このスペースの益々の発展を期待しています。
CGT 、再生医療等製品 関係のチームビルディングやアドバイザリーにご興味のある国内、外の開発部長、薬事部長、または製造/品質保証部長の皆様。是非弊社GS Life sciencesまでお気軽にご相談下さい。